【私的背景】 とにかく継続ということで、今回はアブストラクトのみを1報だけ。真夜中にお送り致します。 「Association Between Proton Pump Inhibitor Use and Risk of Progression of Chronic Kidney Disease.」 PMID:28583827 https://www.ncbi.nlm.nih.…
【私的背景】 高齢者で抗血小板薬を継続すべきか否か悩ましいことが多々ある。今回は出血リスクについて検討されている論文を読んでみたいと思う。 「Age-specific risks, severity, time course, and outcome of bleeding on long-term antiplatelet treatm…
【私的背景】 今回は抄録しか読めないけど、気になった論文を。 ①「Antithrombotic Therapy and First Myocardial Infarction in Patients With Atrial Fibrillation」 DOI: 10.1016/j.jacc.2017.04.033 http://www.onlinejacc.org/content/69/24/2901 【PEC…
【私的背景】 今回は実際に仕事上で悩んでいる問題であるが、高齢者に対するフィブラート開始による腎機能低下リスクに関する論文を読んでみたいと思う。 「New fibrate use and acute renal outcomes in elderly adults: a population-based study.」 PMID:…
【私的背景】 今回は高齢者に対するフィブラート使用に関する論文を読む予定であったが、アブストラクトまでしか読めないものであったため、ひとまず中性脂肪と臨床アウトカムについて検討されている論文をさらっと読んでみたいと思う。 「Effects of blood …
【私的背景】 個人的にメトホルミン以外の選択肢としてSGLT-2阻害薬には期待しているが、今回カナグリフロジンの非劣性試験の論文が発表されているのを見つけたため読んでみたいと思う。 「Canagliflozin and Cardiovascular and Renal Events in Type 2 Dia…
【私的背景】 今回も抄録しか読めないけど、気になった論文を1報だけ読んでみたいと思います。 「Non–Vitamin K Antagonist Oral Anticoagulant Dosing in Patients With Atrial Fibrillation and Renal Dysfunction」 Volume 69, Issue 23, June 2017DOI: 1…
【私的背景】 今回は抄録しか読めないけど気になった論文を。 「Prevalence, Management, and Long-Term (6-Year) Outcomes of Atrial Fibrillation Among Patients Receiving Drug-Eluting Coronary Stents.」 PMID:28527773 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/…
【私的背景】 いぜんも少し取り上げたことのある論文ですが、ツイキャス抄読会で読んだ論文の復習を。 「Prescription Strategies in Acute Uncomplicated Respiratory Infections: A Randomized Clinical Trial.」 PMID:26719947 https://www.ncbi.nlm.nih.…
【私的背景】 今日は職場で、その日の振り返りが行われた。素晴らしい事である。 腎機能が低下している患者はフィブラートを服用しても大丈夫かという疑問に、私は「その場の1分」的に調べて答えたが、帰宅後に「その日の5分」的に文献を調べて読んでみる事…
【私的背景】 以前、ゾルピデムと骨折リスクについて検討されている研究を取り上げたが、いずれも強いエビデンスではなかった。今回、Z-drugsと骨折リスクについて検討されているシステマティックレビュー&メタ解析を見つけたので読んでみたいと思う。 「Be…
【私的背景】 SGLT-2阻害薬のエビデンスは十分ではなく、現時点では積極的な使用は躊躇われる印象であるが、今回貴重な報告を見つけたため読んでみたいと思う。 「Open Access Lower Risk of Heart Failure and Death in Patients Initiated on SGLT-2 Inhib…
今回は久々に、4月に開催した仙台ワークショップのグループワークで挙がったPECOを取り上げたいと思います。 P : 80歳で労作性狭心症の既往のある男性(20~30年前に1回発作あり) E : イソソルビドを長期期間投与(20~30年間) C : なにもしない O : 狭心症発…
【私的背景】 80歳以上の高齢者に対する降圧治療のベネフィットは不明な部分が多いが、今回興味深い論文を見つけたので読んでみたいと思う。 「Systolic Blood Pressure Trajectory, Frailty and All-Cause Mortality Over 80 Years of Age. Cohort Study Us…
久々の更新になってしまいました、WS編もまだ途中ですが、空港での待ち時間を利用して、今回は気になった論文を読んでいきたいと思います。タブレットで書いているので、お見苦しい点もあるかもしれませんが、ご容赦ください。 「Risk of acute myocardial i…
今回も仙台ワークショップのグループワークで挙がった臨床疑問について取り上げたいと思います。 今回のPECOはこちら P : 風邪の患者さんに E : 抗菌薬を投与すると C : 抗菌薬を投与しない場合と比べて O : 風邪が治る期間が短くなるか?入院せずにすむか?…
今回もワークショップで挙がった臨床疑問に関連した論文を読んでみたいと思います。 今回紹介させていただくPECOはこちら、 P : 高齢者(70歳以上) E : 禁煙 C : 喫煙継続 O : QOL、死亡、幸せか? これはまた興味深い疑問ですね。 高齢者において禁煙を行う…
今回は、先日仙台で開催したAHEADMAPワークショップ「みんなで考える臨床疑問と、EBM実践はじめの一歩」のグループワークで挙がった臨床疑問と関連する論文をいくつか読んでみたいと思います。 今回紹介させていただくPECOはこちら、 P : 高齢者(75歳以上、…
【私的背景】 以前から気になっていたもののスルーしていた論文だが、Twitterで話題になっていたので読んでみることにした。 「Serum creatinine elevation after renin-angiotensin system blockade and long term cardiorenal risks: cohort study.」 PMID…
【私的背景】 心房細動は心筋梗塞のリスク因子であることが示唆されているが、抗凝固薬により心筋梗塞の発症リスクに差があるのか、論文を見つけたので読んでみたいと思う。 「Risk of myocardial infarction in patients with atrial fibrillation using vi…
【私的背景】 Ca拮抗薬は下部食道括約筋の圧を低下させ、胃食道逆流症状を悪化させるとされているが、Ca拮抗薬が胃食道逆流症状と関連するのか、現象について見てみたいと思う。 「Do calcium antagonists contribute to gastro-oesophageal reflux disease …
【私的背景】 今回も抄録しか読めないけど、興味深い論文を読んでみたいと思います。 「Trial of Pregabalin for Acute and Chronic Sciatica」 N Engl J Med 2017; 376:1111-1120March 23, 2017DOI: 10.1056/NEJMoa1614292 http://www.nejm.org/doi/abs/10.…
【私的背景】 未読論文が溜まる一方です。今回はアブストラクトしか読めないけど気になる論文を。 ①「Cilostazol Use Is Associated with Reduced Risk of Dementia: A Nationwide Cohort Study.」 PMID:28194663 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28194…
【私的背景】 薬剤師であれば興味深い論文でしょう。 「Interventions in primary care to reduce medication related adverse events and hospital admissions: systematic review and meta-analysis.」 PMID:16456206 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed…
【私的背景】 5α還元酵素阻害薬を服用していた患者からめまいを訴えられるケースが数件あったため、転倒・骨折との関連が検討されている研究を探したが見つけられなかった。 しかし、たまたま精神神経系リスクについて検討されている研究を見つけたので、今…
【私的背景】 最近、疲れ果てておりましてPECOをたてる余裕もなく、ブログの更新も滞っておりますが、頑張って論文を読んでいきたいと思います。論文読まないと不安になるね。 「Incretin-based agents in type 2 diabetic patients at cardiovascular risk:…
【私的背景】 今回は抄録しか読めないけど気になった論文を。 ①「Warfarin Initiation, Atrial Fibrillation, and Kidney Function: Comparative Effectiveness and Safety of Warfarin in Older Adults With Newly Diagnosed Atrial Fibrillation.」 PMID:2…
【私的背景】 某クリニックから問い合わせのあったテーマについてまとめてみたい。 「Neuraminidase inhibitors during pregnancy and risk of adverse neonatal outcomes and congenital malformations: population based European register study.」 PMID:…
【私的背景】 抄録しか読めないものの、気になった論文を読んでみたいと思う。 ①「Benzodiazepine Use and Risk of Developing Alzheimer's Disease: A Case-Control Study Based on Swiss Claims Data.」 PMID:28078633 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubme…
【私的背景】 高尿酸血症は腎機能低下リスクを増加させることが知られているが、アロプリノールを使用することでリスクを減少させられるのかについて調べてみたい。 ①「Allopurinol and progression of CKD and cardiovascular events: long-term follow-up …