【薬局薬剤師の記録的巻物】

EBMの実践のため、論文を読み、記録していきます。

告知:ビスホスホネート製剤は長期間飲んでも大丈夫ですか?

ツイキャス抄読会の告知をさせていただきます。

 

次回のツイキャス抄読会は、にいやん先生を特別講師にお迎えして7/22(金)21:00頃からおよそ30分間の配信を行いたいと思いますのでお時間がある方は是非参加していただきたいです。

 

[仮想症例シナリオ]

ジメジメとした昼下がり、勤めている保険薬局を長年利用されている患者さんにいつものように投薬していると少し困ったような顔で相談をされました。

「この前週刊誌に骨粗鬆症の薬は長く飲んじゃいけないって書いてあったんだけど、私も長いこと骨粗鬆症の薬を飲んでるけど大丈夫なのかしら?...」

 

相談を受けた後、週刊誌に書いてある内容はやや大げさである事と今すぐ止めるというような必要はない事を伝え、次回来局時までに改めて調べておくことを約束して患者さんには帰っていただきました。

ビスホスホネート製剤の長期使用により骨折リスクが高くなるという報告は頭にあったものの(下記関連記事)空き時間に改めてPubmed検索をしてみたところビスホスホネート製剤の使用と骨折リスクについて検討されている最新の報告を見つけたため読んでみることにしました。

 

[患者情報]

特に骨折の既往はない68歳女性。アレンドロン酸を4年半服用している。

 

[処方内容]

Rp 1)

アレンドロン酸錠 35mg 1日1回 月曜日起床時

Rp 2)

アジルサルタン錠 20mg

アムロジピン錠 5mg 1日1回 朝食後

Rp3)

センノシド錠 12mg

ブロチゾラム錠 0.25mg 1日1回 就寝前

 

 

お題論文http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27353596

ツイキャス配信ピーパッパ・パラッポ (@ScreamTheYellow) 's Live - TwitCasting

 

尚、当日は「観察研究を10分で吟味するポイント」に沿って読んでいきたいと思います。よろしくお願い致します。

 

青島 周一先生作、観察研究を10分で吟味するポイント

http://j.mp/jjclipsheet3

 

 

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