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【薬局薬剤師の記録的巻物】

EBMの実践のため、論文を読み、記録していきます。

高齢のCOPD患者においてLAMAとLABAどちらが良い?

喘息・COPD吸入薬

「ComparisonofInhaledLong-Acting-AgonistandAnticholinergic EffectivenessinOlderPatientsWithChronicObstructive PulmonaryDisease」

PMID: 21536937
 
 
研究デザイン : コホート研究

 

PECO

P : 66歳以上のCOPD患者(40463人、カナダ)

E : 長時間作用型吸入抗コリン薬(LAMA)

C : 長時間作用型吸入β作動薬(LABA)

O : 全死亡

 

チェック項目

・真のアウトカムか? : 真のアウトカム
・一次アウトカムは明確か? : 明確
・交絡因子の調整は? : 傾向スコアによるマッチングが行われている
・追跡期間 : 5.5年
 

結果

LAMA(39.9%) vs LABA(36.5%)→調整ハザード比1.14(95%信頼区間1.09–1.19)、P=0.001
 

感想

全死亡はLAMAの方が有意に高く、二次アウトカムの入院や救急受診でもLAMAの方が有意に高い。
高齢者においてはどちらかを選ぶのであれば、LABAが推奨されることが示唆される結果。