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【薬局薬剤師の記録的巻物】

EBMの実践のため、論文を読み、記録していきます。

羅列していくだけの簡単なお仕事②「NSAIDsとVTE」「AFにNSAIDs」「HFにCoQ10」

今回も抄録しか読めなくて内容が妥当かどうかは判断できないけど気になった論文を。

 

①「Non-steroidal anti-inflammatory drugs and risk of venous thromboembolism: a systematic review and meta-analysis」

PMID: 25252703

http://rheumatology.oxfordjournals.org/content/early/2014/09/22/rheumatology.keu408.short?rss=1

 

P : 記載なし

E : NSAIDsの服用あり

C : NSAIDsの服用なし

O : 静脈血栓塞栓症の発症リスク

・研究デザイン : メタ分析

・真のアウトカムか? : 真のアウトカム

・一次アウトカムは明確か? : 明確

・結果 : リスク比1.80(95%信頼区間1.58-2.52)

 

②「Relation of Nonsteroidal Anti-inflammatory Drugs to Serious Bleeding and Thromboembolism Risk in Patients With Atrial Fibrillation Receiving Antithrombotic Therapy: A Nationwide Cohort Study」

PMID: 25402512

http://annals.org/article.aspx?articleid=1935053

 

P : 心房細動を有するデンマーク人の患者(150900人、65~83歳)

E : NSAIDsの服用あり

C : NSAIDsの服用なし

O : 重篤な出血・血栓塞栓症

・研究デザイン : コホート研究

・真のアウトか? : 真のアウトカム

・一次アウトカムは明確か? : 明確

・追跡期間 : 中央値6.2年

・結果

NSAIDs服用から14日以内の重篤な出血の絶対リスクは1000人当たり3.5、NSAIDs服用のない患者の重篤な出血の絶対リスクは1000人当たり1.5、絶対リスク差は1000人当たり1.9(95%信頼区間1.6-2.3)、NNHは527人

経口抗凝固薬を服用していた患者では、絶対リスク差は1000人当たり2.5(95%信頼区間2.1-3.0)、NNHは400人

※抄録には血栓塞栓症の結果は記載なし

 

③「The Effect of Coenzyme Q10 on Morbidity and Mortality in Chronic Heart Failure」

PMID: 25282031

http://heartfailure.onlinejacc.org/article.aspx?articleID=1911013

 

P : 中等度から重度の心不全患者(420人)

E : CoQ10を1日3回投与

C : プラセボ

O : 心血管イベント

・研究デザイン : ランダム化比較試験

・真のアウトカムか : 真のアウトカム

・一次アウトカムは明確か? : 明確

・ランダム化されているか?: されている

・盲検化されているか? : 二重盲検が行われている

・ITT解析されているか? : されている

・追跡期間 : 2年

・結果 : CoQ10群15% vs プラセボ群26%→ハザード比0.50(95%信頼区間0.32-0.80、p=0.003)、NNT=9人